HOMENOAH>二段ベッド

二段ベッド


車内泊用の二段ベッドを自作してみました。
家族5人なので、子供を一人乗せるだけでも楽になります。

L字フレームの枠
スチールのL字フレーム(30mm)で1500mm×900mmの枠を作り、
補強用に900mmのフラットバー2本と三角プレート8枚を使い、
上に金網を置いただけです(材料費は8000円くらい)。

収納時の位置
収納時の位置は大人でも頭をぶつけたりしません。
ただ、下からはセンター室内灯の操作ができなくなるので、 運転席からスイッチ操作できるように改造するといいかもしれません。

出入り口
出入りに邪魔になるかと思ったのですが、それほどでもないようです。

吊り環(ツリカン)
ベッドの位置を調節する時に引っ掛けたり、
使用時に傾かないように、20cmの変形吊り環を使いました。
アシストグリップを外して、輪に通して、付け直す必要があります。
先端は安全のためシリコンチューブをかぶせておきます。
ちなみにスチール製クロムメッキで使用荷重は20kgです。
たぶん、普通のS字フックでも問題ないと思います。

ベルト荷締機
ベッドの吊り下げや高さ位置調整にはベルト荷締機を使いました。
ラチェット機構でベルトをカンタンに締められます。
ベルトの長さは5m、幅25mm、使用荷重は120kg(破断600kg)です。
フレームにベルトを通して前後にずれないように固定します。

アシストグリップ
アシストグリップ部分の取り付けはこんな感じです。
強度は不明ですが、仮に使用荷重が60kg程度だとしても、 4本で子供2人の体重を支えるのには十分と判断しました。

使用時の位置
使用時の位置です。上に乗る際に怪我をしないように スチールのエッジ部分には保護用の樹脂をかぶせました。

二段ベッド使用中
下はエアベッド、上は吊りベッドなので、二段ベッドになります。
吊りベッドの空間は意外と広く、子供2人が余裕で寝られます。

二段ベッドの上の空間
子供ならひざを立てたり、寝返りをうつのは容易ですね。
ただし、前後のバランスが偏るとベッドが傾いてしまうので、 乗り降りする際には大人の補助が必要です。

毛布を敷く
とりあえず毛布を敷くだけでも、痛くないようです。
夏もゴザや薄いマットなどを敷けば全く問題ありません。

ワイヤーロープとスリーブ
金属ネットが沈み込むので、ワイヤーで補強することにしました。

ワイヤーで補強
フレームを固定してるネジと共締めしています。

何度か使いましたが、ネットが凹んだまま戻らなくなるようなことはありません。

noahnoah研究所