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チャイルドシート


子供は3人ですが、今までにノアで新生児用2種、幼児用2種、学童用2種を使っています。

幼児用
2ndシートに幼児用×1
これはディズニーベビーとかいうシリーズモノでした。
(TOMY製で97/4頃購入 ¥22,999@トイザらス)
軽くてシートベルトに固定しやすく、底が平らでグラグラせず、 ワンモーションで乗せ降ろしができるため装着が苦になりません。

新生児からチャイルドシートが使えるまで期間は短いのですが、 キャリーとして使えるタイプのベビー(乳児用)シートをお勧めします。


1歳以上なら学童用としても使えるチャイルド・ジュニア兼用タイプが安くていいと思います。
デザイン的にもレース用シートみたいにカッコいいものが増えていますね。


個人的には、新生児・幼児(ベビー・チャイルド)兼用品はおすすめできません。
一般的に非常に高価な物が多く、0歳から3歳くらいまでしか使えませんので。
(ジュニア兼用でない普通のチャイルドシートでも6歳まで使えません)

学童用
3rdシートに学童用×2
学童用としては、COMBIのプリムジュニアを使っていました。
腰部の大き目のベルトガイドはアームレスト代わりにもなります。

座面しかない学童用シートは安いのですが、あまりお勧めできません。
シートバックやサイド部分が無いと、ちゃんと座れませんし、寝るとき体を横に倒してしまいます。
小学校3年くらいまではシートバック付きのジュニアシートを使いましょう。


2rdシート
2rdシートに家内
私が運転するとき、家内はスライドドア側の2ndシートに座ります。
子供3人の走行中の世話や乗せ降ろしは、家内に任せています。

助手席
助手席は荷物置き場
事故の際に死亡率の高い助手席は誰も座らせていません。
衣類やベビーカーなどの荷物を置いていました。

ちなみに3rdシートを前にスライドさせても荷物が載らない場合は、3rdシートの片側を跳ね上げ、子供を1人を2ndシートに移して家内が助手席に座ることで対処します。

夏の炎天下に駐車する場合、チャイルドシートには白い布を掛けておきます。
また、チャイルドシートの下は意外と汚れますので、マットを敷くといいでしょう。


バカ親に殺される子供たち

少子化が進んでいるのにもかかわらず、幼児の車内での死傷者数は増加し続けています。
チャイルドシートを使用されなかった子供の致死率は4倍にもなることから、それだけ親の未必の故意によって殺されている子供が多いということです。

パチンコ屋の駐車場で子供を熱中症で殺している親達と同レベルです。
単なる虐待行為の一環かもしれません。
子供にチャイルドシートを装着させず、
事故で死なせた親には殺人罪を適用すべきでしょう。

子供を乗車させるときにチャイルドシートに固定しない馬鹿な親は、2000年4月に義務化されて何年も経った現在も一向に減りません。
まあ使用免除条件が多いザル法ですし、違反点数が1点と軽微なので、子供に愛情を感じていないような親達が従うとは思えません。
政府の少子化対策ならぬ「少子化政策」は順調に進んでいます。

バカ親達のよく使う言い訳は以下のようなものです。
「安全運転をしているから不要だ」→安全運転していても事故は起こります
「チャイルドシートが高いので」 →車の維持費の方がはるかに高いですね
「子供が泣くのでかわいそう」  →事故で死なせる方がもっとかわいそう
「装着が面倒くさいから」    →子供の命に関わることが面倒くさい?
まあ、こういうバカ親が多いから法制化されてしまったわけです。
それでも守らないバカ親が多いので、欧米並みに厳罰化するしかないですね。

いくら安全運転していても公道を走る限り事故は防げません。
いわゆる「もらい事故」があるからです。
チャイルドシートを使わないバカ親は、もらい事故で子供が窓ガラスを突き破り、車外に放出されて酷い死に方をしても、自分のせいで死んだとは思わないのでしょう。

もらい事故なんかで自分の子供を死なせたくなかったら、絶対にチャイルドシートを使用すべきです。

子供を2人以上作らない予定なら、レンタルを考えた方がいいかもしれませんが、買っても1万円前後ですので、車の維持費や子供の養育費に比べれば微々たる金額です。

一部の国産メーカーが販売している高価で重い新生児・幼児兼用のシートは勧められません。
価格が異常に高く、非常に重く、しかも長く使えないからです(0歳から3歳くらいまでが限界)。

訴訟社会である欧米のチャイルドシートの方が厳しい規格で作られているのにもかかわらず、某国産チャイルドシートの価格と重さが3倍以上するのは、それだけ技術力が低い証拠です。
チャイルドシートアセスメントで「推奨せず」とされた製品を回収せず平気で販売するメーカーは避けた方が無難です。

トヨタの子供対策?

チャイルドプロテクター
チャイルドプロテクター

ノアのスライドドアには「チャイルドプロテクター」という装置があります。
これは子供が勝手にドアを開けて外に飛び出すのを防止するためのもので、施錠しなくても外側からしかドアが開けられないようになります。

チャイルドプロテクターは、常習的に路上駐車し、チャイルドシートを使わず、子供のしつけも満足にできない親にとっては、ありがたい装置なのかもしれませんが、そもそもそういう親がチャイルドプロテクターを使うかどうか疑問です。

ノアを購入する層はそういう人ばかりだとトヨタさんは思ったのでしょうか。
そもそも警察が犯人を護送するために作った装置なのかもしれませんけど。

スライドドアのストッパー
スライドドアのストッパー

ノアのスライドドアには窓ガラスを15cm以上開けるとストッパーが作動し、スライドドアが全開しないようにする機構があります。

子供が窓から顔や手を出した状態でスライドドアを開けた際にギロチン状態にならないようにするための配慮だそうです。
ちなみにノアのSWや業務用のバンには、このような機構はありません。

窓を開ける際のストッパーの作動音は大きく鬱陶しい上に、ストッパー作動中はスライドドアが全開しないだけでなく、開けた状態でドアがラッチされないため、ほんのわずかな傾斜でもドアが勝手に動き出してしまうので、大変危険です。

ストッパー動作中の半開状態でもスライドドアがラッチされない仕様は、個人的には仕様上の欠陥と思っていますので、改善して欲しいですね。

なお、2001年11月以降のフルモデルチェンジ後のノアではドアノブを引かないとラッチが外れないように改良されており、半開時も安全になりました。設計者の知能レベルが異なるようです。

(チャイルドシート関連リンク)
チャイルドシートアセスメント/独立行政法人自動車事故対策機構
平成15年度チャイルドシートアセスメントを公表します(国土交通省)
子供の安全ネットワーク・ジャパン
乗用車内の安全を検証する(国民生活センター)


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