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スペースアップシート
ノアはサードシートの跳ね上げと前後155mmスライドを両立しています。
この両立は世界初だったようです。
1〜3型ノアのスペースアップシートはヘッドレストを外す必要があります。
現行ノアみたいに外さなくてもいいように工夫して欲しかったですね。
ヘッドレストを外しても少し突き出ていますが、問題ありません。
外したヘッドレストは収納場所がないので、皆さん苦労しています。
これは跳ね上げたシートを固定するためのバンドですが、
noahnoahで先端の樹脂製フックが破損したという報告がありました。(こちら)
取説には荷室に人を乗せて走行しないようにという警告が記載されていますが、
跳ね上げたシートが頭上に倒れてくる可能性までは記載されていません。
これがリコールや改善対策の対象にならないのは不思議です。
誰か被害に遭わないと駄目なのでしょうか?
シート固定フックを掛ける場所はDピラーにあります。
サードシートの前後155mmスライド
通常は後端にスライドさせています。
この状態でもラゲージネットを使えばかなり積めます。
跳ね上げる際も後端にしないといけません。
スライドは無段階ではなく前端と後端の2位置のみです。
操作はサードシートに座ったままでもバックドアからもできます。
荷物が多い時は前端にスライドさせて使います。155mmですが十分です。
これ以上スライド量を増やしてもサードシートに座れなくなりますので。
左右独立して片側だけスライド可能です。
新旧ノア比較
現行のノア4型にもサードシートの前後スライドと跳ね上げの両立が引き継がれています。
4型(右)はシートバックを前に倒してから跳ね上げるため、
3型以前のようにヘッドレストを外す必要がありません。
見た目もコンパクトで、出っ張りが無く、すっきりしていますね。
シート固定バンドのフックをアシストグリップに掛けるようになっています。
また、シートロック解除レバーが赤いのも判り易くていい感じです。
4型では跳ね上げたサードシート用カバーがオプションで用意されていることから、
長期間サードシートを跳ね上げたまま使用する人が多いということでしょう。
(撮影協力:加川@藤沢さん)