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ヘッドランプ結露


2回目の車検まで後わずかというところでノア(1型)のヘッドランプが結露しました。
ディーラで原因を調査してもらったところ、次の見積もりが来ました。

*水が浸入する(RHヘッドライト)
 ヘッドランプユニットRH取替
 部品代17,000円
 技術料5,300円

1&2型ノアのヘッドランプユニットRH(81130-28230)は15,400円なので、 ソケットカバー(90075-65001:\560)も含めて交換するつもりのようですね。
原因などの説明も一切なく、ただ取り替えろという対応に腹が立ったので、 修理はやめて、とりあえずヘッドランプ内を洗浄することにしました。


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激しく結露したランプ内部。どこから入ったのか全く判りません。

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乾いた部分は跡が残ってとても汚くなります。

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グリルと方向指示灯を外したところです。
グリルの外し方はホーン交換のページに載せています。
方向指示灯はネジ一本外して前方に引き出すだけです。
ランプユニット自体はネジ3本と左側のクリップで固定されています。

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上2本の左側はネジを外して少し持ち上げないと動きません。

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方向指示灯の下あたりにあるブラケットを外すのが難しいですね。

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このような黒いブラケットでがっちり挟まれています。
(ヘッドランプ マウンティング ブラケット:96/10-98/12 53271-12060 \390)

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手前にあるバンパーを固定しているクリップも外しました。

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さらにフォグランプ横のネジも念のため外しました。

一応バンパーを外さなくてもランプユニットは外せました。
やや斜めにグリル側へ引き出すような感じです。
知恵の輪など立体パズルを解くのが得意な人は楽勝かもしれません。

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バルブ自体は異常ありませんでしたが、ソケットカバーの裏もびっちり結露してました。
外し方についてはバルブ交換のページを参考にして下さい。

初めはランプ内に台所洗剤を入れてガシャガシャと振ってみたのですが、 全く曇りが取れず、風呂用の洗剤を入れてやってみたところ曇りが取れました。

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このようにダクトを外してドライヤーで送風して乾燥させます(冷風で約90分)。

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ゴム製ダクトの途中には小さなスポンジが入っています。
これも激しく汚れていますので、洗って干しておきます。

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最後はダクトを付けた状態でも送風して乾燥させました。
リフレクタとレンズの隙間に入った水がなかなか抜けてくれず苦労しました。

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ちなみにこれはKOITO製です。KOITO製サイドターンランプも結露しています。

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すっかり綺麗になりました。
少し曇った感じのもう片方もついでにやっておけばよかったかも。

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リフレクタの上部に一見すると結露に見える模様がありました。
どうやら塗装が浮き上がっているようです。
これは結露していないもう片方のヘッドランプも同じです。
皆さんのノアもこうなっていませんか?


今回は外すのに30分、洗浄&乾燥に2時間、元に戻すのに15分ということで、約3時間コースでした。
洗浄後1年くらい経つと細かい結露が発生し始め、3回目の車検直前にもひどい結露が再発しました。
特にひどかったのは洗浄していなかった側だったので、いずれ洗おうかと思ってます。

なお、軽い結露でしたら、バルブを外した状態で数日乾燥させたり、 ヘッドライトを点灯したまま走行するだけで解消することもあります。
車検直前に結露した際もそうやって解消し、再発していないようです。
(発生していても気付いていないだけかもしれません)

ちなみにバルブを交換する際に、しっかりとゴムのパッキンが はめられていなかったりすることも原因と言われているようです。

noahnoah研究所