ミニバン専用タイヤ
タイヤ&ホイール(キャップ)変更履歴
1&2型純正スチール 195/65R14 Bridgestone SF-322
↓
1&2型純正アルミ(*) 195/65R14 Dunlop SP-39(*)
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3型純正スチール(*) 195/65R15 TOYO J31(*)
↓
(現在) 3型純正スチール(*) 195/65R15 TOYO TRANPATH MP3 → MP4
(*)…ノアMLメンバーの方から譲っていただいたものです(感謝!)
ノア1型から3型タイヤへ交換
3型純正タイヤ(TOYO J31)
私のノアは1型ですが、3型用のタイヤに替えています('00/02)。
noahnoahのメンバーの方からいただいたものです(感謝!)。
マイナーチェンジ前後でオフセットなどは同じなのですが、
195/65R14(1&2型2WD)→195/65R15(3型2WD)では
ホイール径が増えても扁平率は同じなので、外径が+25mmになります。
外径アップに伴うメーター誤差は、タイヤ計算プログラム[tsuchimochi.net]を
使用していただくと解りやすいのですが、+4%で問題ないはずです。
実際に車検もクリアしています(許容範囲は-10%〜+15%)。
新品でしたので、グリップ感や乗り心地が良くなりました。
下4ケタが"0400"なので、2000年の第4週目に製造されたもののようです。
ミニバン専用タイヤへ交換
タイヤが滑るようになったとウチの奥さんが言い出したので交換しました('03/06)。
TOYO TRANPATH MP3
当初は\25,000以下の安タイヤにしようかと思っていたのですが、
偏磨耗が進行していたので、ミニバン専用タイヤにしてみました。
TRANPATH MP3はゴクミとアレジがCMしていた奴です(^_^;
ちなみに費用は廃タイヤの処分までコミコミで\41,000@Jmsでした。
約8ヶ月使用してみた感想ですけど、プラシーボかもしれませんが、
空気圧を少し高め(2.6kgf/cm2)にしていても硬い感じはしませんし、
やはり静かで操縦安定性も若干向上しているような気がします。
ウチの奥さんは「滑らなくなったこと以外は判らない」そうです(-_-;;
製造番号の下4桁が"0103"なので、2003年の第1週に製造された模様。
でもよく見てみたら、"0203"も1本混じってました(^^;
約1年後(2004年5月)、右後輪がパンクしましたorz
TRANPATH MP3は3年半〜4年ちょっとで寿命がきてしまい、
ひび割れやスリップサインがギリギリの状態でした。
2007年10月にはTOYO TRANPATH MP4に換えています。
各社のミニバン専用タイヤを複数のカー用品店で調べてみたのですが、
いずれも14,000円前後しました(195/65R15の場合)。
原油価格高騰の影響でタイヤの価格も上がっているようです。
交換工賃や廃タイヤ処分代を足すと4本交換で65,000円くらいになってしまいます。
(工賃や処分代はサービスと称してタイヤの値段しか取らないところも多いのですが)
結局、TOYO TRANPATH MP3の後継になるMP4を選び、楽天で5本(*)買って、
近所のディーラーに持ち込んで交換してもらいました。
(*…タウンエースノアはスペアタイヤも標準タイヤを使い、5本でローテーションします)
54,450円/5本で済みましたので、カー用品店で交換するより3万円以上節約できたことになります。
製造年月を示す刻印を見ると、"DVX3507"が2本、"DVX3807"が3本でしたので、
2007年の35週と38週目、つまり8月下旬から9月初旬に製造されたタイヤでした(2ヶ月以内)。
通販だからといって、製造年月が古いとは限らないようですね。
ホイールキャップ交換
キズだらけになったホイールキャップ(3型用)を4&5型(現行ノア)用に換えました('04/01)。
4&5型ノア用ホイールキャップ
これだけでも全体の印象が変わったように感じました。
ちなみにローダウンなどはしていませんが、タイヤは保護ツヤだし剤で黒さを保ち、
ホイールハウス内はアンダーコートで黒くしているため、隙間が目立ちません。
ノアの純正タイヤ&ホイール
ノア1〜3型では2WDと4WDでホール数やオフセット、タイヤサイズなどが異なります。
なお、4〜6型の間では今のところ差がありません。
ノアに履かせるホイールやタイヤのサイズ、ローダウンとの相性などについては、
noahnoahの皆さんがまとめたタイヤ登録やスタッドレスタイヤ登録が参考になると思います。
1&2型 |
1&2型:2WDスチール 195/65R14(14x5.5J) OFFSET+27 4H |
1&2型:2WDアルミ 195/65R14(14x5.5JJ) OFFSET+27 4H |
1&2型:4WDスチール 195/70R14(14x5.5JJ) OFFSET+45 5H |
1&2型:4WDアルミ 195/70R14(14x5.5JJ) OFFSET+45 5H |
3型 |
3型:2WDスチール 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+27 4H |
3型:2WDアルミ 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+27 4H |
3型:4WDスチール 205/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+45 5H |
3型:4WDアルミ 205/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+45 5H |
4&5型 |
4&5型:スチール 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+50 5H |
4&5型:アルミ1 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+50 5H |
4&5型:アルミ2(*3) 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+50 5H |
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6&7型 |
6&7型:スチール 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+50 5H |
6&7型:アルミ1 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+50 5H |
6&7型:アルミ2(*3) 195/65R15(15x6.0JJ) OFFSET+50 5H |
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8型 |
8型:スチール 195/65R15(15x6.0J) OFFSET+50 5H |
8型:アルミ1(*4) 205/60R15(16x6.0J) OFFSET+50 5H |
8型:アルミ2 195/65R15(15x6.0J) OFFSET+50 5H |
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(*3)S専用アルミ
(*4)S,Si専用アルミ
※P.C.D.はいずれも114.3mmです。
(ノアの○型について)
noahnoahでは年式によって1〜8型まで分類しています。
年式によって、仕様が大きく変わることがあり、
どのノアについての話なのか分かりにくいためです。
(型式名を覚えるのも面倒ですし)
1型(初期型) | 1996年10月〜1998年01月 |
2型(一部改良) | 1998年01月〜1998年12月 |
3型(マイナーチェンジ) | 1998年12月〜2001年11月 |
4型(フルモデルチェンジ) | 2001年11月〜2003年08月 |
5型(一部改良) | 2003年08月〜2004年08月 |
6型(マイナーチェンジ) | 2004年08月〜2005年08月 |
7型(一部改良) | 2005年08月〜2007年06月 |
8型(フルモデルチェンジ) | 2007年06月〜現在 |
知らないと危ないタイヤの基礎知識
乗用車用タイヤの安全な使い方(国民生活センター)
タイヤのヒミツ(タイヤ公正取引協議会)
危険防止と燃費向上のために空気圧を適正に保つのはドライバーの義務です。
タイヤの空気補充はガソリンスタンドで給油のついでにやってもらい、
後で空気圧が適正かどうか自分でチェックしましょう。
ただ、精度と操作性が悪いアナログ式ゲージは避けたほうがいいです。
特にペンタイプは「安物買いの銭失い」で、全くオススメできません。
デジタル式のエアゲージをお勧めします。
(エーモン工業 DIGITAL TIRE PRESSURE GAUGE V598)
私の持っているV598の最大測定値は7.0kgf/cm2まで(0.05kgf/cm2精度)ですが、
現行のV598は700kPa(5kPa精度)までと単位が変わっています。
(ちなみに1kgf/cm2=98.06kPa)
90秒のオートOFF機能付で、実売価格は1,980円くらいです。
V598が壊れ(電池切れ?)たため、MLで尋ねてみたところ、
TOPEAK(トピーク) のスマートヘッドデジタルゲージを勧めていただきました。
デザインも合理的で、kgf/cm2表示に対応しているのもいいですね。
自転車用品として扱っていることが多いのですが、米式(シュレーダー)の
バルブは自動車のバルブと全く同じ形状なので、問題ありません。
(1型2WDノアの空気圧表示)
ドアを開けたところに貼ってあります。
空気圧のチェックと調整は走行前の冷えている時にしましょう。
バルブキャップを使いやすい好みのデザインものに替えると
マメにチェックするようになるかもしれませんね。
タイヤへの窒素ガス充填の必要性
結論から言いますと、お金を出してまで窒素を入れる必要は無いと考えます。
もともとの空気中の窒素濃度はご存知ですよね?
タイヤから空気が抜けるとき酸素は窒素の3倍〜4倍の速度で抜けていきますので、
普通に空気を補充してもタイヤ内の窒素濃度は上がっていきます。
水蒸気も窒素に比べれば抜けやすいようですので、
タイヤ内の空気は何度か補充していれば窒素が多く乾燥した空気になっていきます。
この気体の種類よって膜の透過時間の差があることを利用したものが「膜分離」技術で、
タイヤに補充するための窒素ガスは、そのようにして製造されています。
したがって、厳密には窒素100%にはなりません。
空気と窒素は共振周波数が違うから静か(?)という説もありますが、イマイチ説得力に欠けます。
その理屈ではタイヤ(ゴムやホイール)の共振周波数も考慮に入れないといけません。
それでも窒素充填で燃費や静粛性が向上したという人へ質問ですが、
あなたは窒素充填前後の空気圧をちゃんとチェックしましたか?
元々が不適切な空気圧だったのではありませんか?
そして「プラシーボ効果」は無いと言い切れますか?
「2000円も払ったのだから、効果があって当然」と思ってませんか?
ハードな使われ方をするレースカーや飛行機のタイヤに窒素が充填されるのは、
窒素分子の効果ではなく、窒素ガスが製造過程で乾燥しているからだと思います。
タイヤが非常に熱くなったとき、タイヤ内に結露があると水蒸気となって膨張するため、
乾燥している空気の方がいいのですが、一般車には関係のないことです。
例え高速道路を走っても、通常の走行では短時間のうちにタイヤが
素手で触れないくらい熱くなるようなことはありません。
もし非常に熱くなっていたら、空気圧が不足していないか確認すべきです。
ガソリンスタンドでは空気を圧縮してタンクに保存していますが、それだけでも乾燥します。
(タンク内に結露した水分はタイヤに入れる空気とは別に排出されるため)
純正のバルブキャップは見た目と使い勝手がイマイチなので交換しています。
皆さんも使いやすいバルブキャップに交換して、まめにタイヤの空気圧をチェックしましょう。
(エーモン 1896エアバルブキャップ アルミ調)